top of page

コンタクト・インプロビゼーションって何?

What is contact improvisation?

contact improvisation Tokyo

​Photo by Kana Uchiyama

コンタクト インプロビゼーション (CI、または「コンタクト」) は、意図的に定義されていないことと、進化と変化が続いていることから、常に定義が難しいものです。CI は、1972年にアメリカにて振付家でモダンダンサーのスティーヴ・パクストンを中心としたダンサーたちで発案された即興形式です。

 

CI は通常デュエット(二人組み)で行われ、合気道、社交ダンス、レスリング、体操、子供の遊びの要素を取り入れています。相手にコンタクトしている接触点(身体が接し合っている部分:例えば、背中と背中・頭の天辺同士、肩と太もも、骨盤とお腹など、選択肢は無限にあります)を中心に重さをシェアし、そこから生まれる動きの流れ、方向性、重力や力との関係性、身体感覚とともにパートナーとの身体的な会話・深い傾聴を通して即興ムーブメントをつくります。ダンスは小さく静かで繊細な動きからダイナミックでアクロバティックなリフトまで多岐にわたります。踊っているパートナーと均等に体重をかけ合い、共有しているダンスは一緒に倒れる(落ちる)ことの実践と説明されることもあります (a practice of falling together)。デュエット形式で行われることが多いものの、一人(床がパートナー)、トリオや 3人以上でも楽しむことができます。その時々の踊る人同士の心や身体の状態に呼応しながら、自由で多様な選択ができる、可能性に満ちたダンスです。

 

CI の定義については、また別の機会に深くリサーチしたいと思いますが、私のCI友達リチャード (CI 用語集の「序文」をご参照ください)は CI を次のように説明しています:これはモダンダンスの伝統から生まれた、ある種の社交ダンスとして定義できるかもしれません。その中心的な原則の つは、人(時にはそれ以下、またはそれ以上)のダンサーの間で接触点を転がすことにより、双方が重さを与え合い、共有するというものです。このダンスは、タンゴ、モダンダンス、合気道、レスリング、体操の要素を持ちながら、いずれにも完全には当てはまらない独自の存在です。通常、音楽なしで行われ、人々は性別に関係なくこのコンタクトダンスを踊ります。特定の「ステップ」はなく、全てが即興で生まれるダンスです。

​コンタクトのわ。

ふれて、うごいて、​つながろう。

© 2025 by connect CI Japan

bottom of page